現在、メジャーリーグのフリーエージェント(FA)先発投手で最大の目玉といえるリュ・ヒョンジンの去就が注目されている。
そんななか、その有力球団とされるロサンゼルス・エンゼルスのファンサイトでも、リュ・ヒョンジンは必要な選手だという主張が出ている。
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先発投手の補強が必要不可欠なチーム事情と、リュ・ヒョンジンを獲得できる資金力があるという点を挙げて、獲得の必要性を力説した。
エンゼルスの関連ニュースを伝えるファンサイト『Halo Hangout』には12月19日(日本時間)、「LAエンゼルスがリュ・ヒョンジンに何を提供すべきか」というタイトルの文章が上がってきた。
作成者は「FA市場で選択可能な投手が徐々に減り、エンゼルスの視線はリュ・ヒョンジンに向かう可能性が高い」とし、リュ・ヒョンジンに対するエンゼルスの関心を説明した。続いて「アンソニー・レンドンと契約したが、球団はまだ先発ローテーションを担う選手を獲得する十分な資金がある」と、エンゼルスは先発投手補強のためにまだ大きな投資をする余力があると付け加えた。
アメリカ現地ではリュ・ヒョンジンが契約期間4年、少なくとも8000万ドルの条件で契約を締結するものと見ている。
これに対して「耐久性に疑問がある30代の投手と契約を結ぶことは無謀なように見えるかもしれない」としながらも、「それでも先発投手市場の状況とエンゼルスのニーズを考慮すると、この契約は悪くないように思える」と、リュ・ヒョンジンとの契約に十分な価値があると説明した。
また、リュ・ヒョンジンを獲得した後に6人でローテーションを回し、リュ・ヒョンジンの耐久性に対する疑問をクリアしながら、契約期間中、リュ・ヒョンジンを効率的に活用することができるという点にも注目した。
長期契約を希望するリュ・ヒョンジンだが、むしろ短い契約期間でさらに大きな保障額を与えて獲得する方法もあると説明した。
作成者は「短い契約期間でも2700万ドルほどの年俸を提示すれば、リュ・ヒョンジンの長期契約要求を相殺することができるだろう」と予想した。
続いて「もしリュ・ヒョンジンがここ2シーズンと同様の成績で2シーズンを過ごせば、彼が34歳になっても市場で新たな契約を結ぶうえで何の問題もないだろう」としながら、短期契約であってもリュ・ヒョンジンには悪くはないと主張した。
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