今年2月の平昌五輪で名勝負を繰り広げた女子カーリングの韓国代表と日本代表が、オリンピックの会場で9カ月ぶりに再び対決し、日本が7-4で勝利した。
韓国と日本は11月8日、江陵(カンヌン)カーリングセンターで行われた「2018パシフィック・アジア・カーリング選手権」(PACC)女子部予選の最終戦で激突した。
韓国と日本は、平昌五輪の準決勝で、延長戦まで突入する名勝負の末、韓国が勝ったことがある。当時、韓国は銀メダルを獲得し、日本は銅メダルを獲得した。
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今回出場した韓国代表チームは、平昌五輪に出場した慶尚北道体育会所属の“チーム・キム”ではない。今年8月の代表選抜戦で“チーム・キム”に勝った春川市庁カーリングチームが出場したからだ。今年2月に松峴(ソン・ヒョン)高校を卒業したキム・ミンジ、キム・スジン、ヤン・テイ、キム・ヘリンら同級生たちが韓国代表として出場した。
一方、日本は平昌五輪代表チームが出場した。かわいらしい姿で韓国でも大人気を博した藤澤五月をはじめ、吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美らが再び韓国を訪れた。
試合は、第2エンドにダブルテイクアウトを決めて3-0でリードした日本が、そのリードを守り抜いた。韓国は日本のミスなどを合わせて2点を奪ったが、第5エンドにテイクアウトで3点を奪われ、勝負は急激に傾いた。ショットの成功率では韓国が上回ったが、2度の大量失点が大きかった。
韓国は今大会の予選を4勝2敗の3位で終えた。9日午後7時30分から行われる準決勝で中国と対戦し、上位2チームに与えられる来年の世界選手権の出場権を争う。
日本は今大会の予選で6戦全勝し、首位に立った。準決勝では予選4位の香港と対戦する。韓国と日本は準決勝で勝利した場合、10日の決勝で再び対戦する。
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