イ・サンファはタレント化、“土下座スケーター”は…あの韓国スピードスケート代表選手はいま?

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韓国スピードスケートを代表する選手3人が、2018-2019シーズンにそれぞれ異なる道を歩む。イ・スンフンは海外に進出し、イ・サンファは休む。キム・ボルムは韓国代表に再挑戦する。

韓国スケート連盟は、10月24日から3日間、泰陵(テルン)国際スケート場で「第53回全国男女種目別スピード選手権大会兼2018-2019国際スケート連盟(ISU)スピードスケート・ワールドカップ派遣選手選抜戦」を行う。

同大会を通じて今季ISUワールドカップに出場する代表選手が決まる。歓喜と議論が巻き起こった今年2月の平昌五輪後、韓国スピードスケートを率いる選手らの青写真が描かれる舞台でもある。

しかし、同大会にはイ・スンフンとイ・サンファの名前はない。自然に韓国代表からも抜けるということだ。

平昌五輪の男子マススタートで金メダルを獲得したイ・スンフンは、オランダ進出を宣言している。イ・スンフンの所属事務所によると、彼はオランダのスピードスケート・クラブ「AB Vakwerk」で、来年3月までの6カ月間、レンタルの身分で活動する。スピードスケート最強のオランダで100キロの距離を走る「スピードスケート・マラソンカップ」にも挑戦する。

もっとも、イ・スンフンが代表を引退するわけではない。イ・スンフンは2022年の北京冬季五輪を本格的に準備する前に、これまで挑戦したかったスピードスケート・マラソンを経験するにはいまが最適な時期という結論を下した。

平昌五輪・女子スピードスケート500m決勝​​で小平奈緒に敗れ銀メダルを獲得し、
涙を流すイ・サンファ

一方、イ・サンファは、激しい競争のプレッシャーから脱し、テレビ番組に出演している。『集まれば浮かび上がる』に続き、最近は『ジャングルの法則』に出演し、自分の隠れた才能を思い切り示している。今回のワールドカップ派遣選手選抜戦は欠場する。

イ・サンファまだ引退宣言をしていない。ただ、平昌五輪直後に、「4年後にも挑戦するか」と質問されると、難しいとの意向を示した。イ・サンファは膝の怪我などで平昌五輪でも苦戦し、女子500メートルで銀メダルを獲得した。いつリンクの上へ戻ってくるのか気になるところだ。

平昌五輪・女子マススタートで銀メダルを獲得したものの謝罪するキム・ボルム

平昌五輪で“ノ・ソンヨンいじめ騒動”でショックを受けながらも、女子マススタートで銀メダルを獲得したキム・ボルムは今大会、女子1500メートルと3000メートルなど中距離種目に出場する。彼女はすでに10~12日に公式記録会に出場し、今シーズン韓国代表を目指す意向を示した。

今回のワールドカップ遣選手選抜戦は、北京五輪に向けて第一歩を踏み出す舞台になる。今年5月、文化体育観光部は特別監査で、“ノ・ソンヨンいじめ走行”に故意性がなかったと発表した。キム・ボルムは濡れ衣を晴らし、軽くなった気持ちで新しいスタートを切ることになった。

(関連記事:韓国の“土下座スケーター”が再び銀盤に立つ…平昌五輪から8カ月ぶりの表舞台へ

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