メジャーリーグのFA(フリーエージェント)市場が活発だ。
ゲリット・コールはニューヨーク・ヤンキースに加入し、スティーブン・ストラスバーグはワシントン・ナショナルズと再契約した。アンソニー・ロンドンはロサンゼルス・エンゼルス行きをほぼ確定させている。
そのなかでもリュ・ヒョンジンは、去就が未だ不透明な状況にいる。だが、少しずつ光は見え始めている。
12月13日のウィンターミーティング終了後、ロサンゼルス・ドジャース、ミネソタ・ツインズ、トロント・ブルージェイズら3チームが、リュ・ヒョンジンを置いて交渉のテーブルを設ける予定とされている。
アメリカのスポーツメディア『MLBネットワーク』は12月15日(日本時間)、「ブルージェイズがリュ・ヒョンジンに関心を見せている。これは真剣だ」と伝えた。
また、ジョン・ヘイマン記者は「ブルージェイズは先発ローテーションの強化を望んでいる。ここにドジャースとツインズも加わり、リュ・ヒョンジン獲得競争は激化している」と報じた。
『ジ・アスレチック』は、リュ・ヒョンジンへ向けたツインズの熱視線に言及した。同メディアは「ツインズは依然としてFAでの先発投手獲得に関心がある。リュ・ヒョンジンはFA市場に残っている投手の中でもトップクラスの選手だ」と、“コリアン・モンスター”を称賛した。
しかし、リュ・ヒョンジンの行先はまだ完全に決まっていない。彼は代理人のスコット・ボラス氏に移籍関連事項を一任しているため、自身の去就については言葉を控えている状況だ。
ドジャース残留には大きな疑問符がついている。最近の報道では、マディソン・バムガーナーに視線を移しているともいわれている。
とあるメディアは「リュ・ヒョンジンは全盛期を終える前に、再び大型オファーを受ける可能性がある。ドジャースがバムガーナーに関心を寄せている状態だ。リュ・ヒョンジンが他のチームと契約する可能性はもはやゼロではない」と伝えた。
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