“コリアン・モンスター”ことリュ・ヒョンジン(32)が、メジャーリーグ最高投手候補に名を連ねた。
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メジャーリーグ事務局は、今シーズン最高の活躍を見せた選手をファン投票で選出し、“オールMLB”を構成すると発表した。野手60人と投手30人の合計90人が候補に挙がり、すでに投票は開始している。
メジャーリーグが“オールMLBチーム”を選出するのは今回が初めてだ。国内他競技のアメリカンフットボール(NFL)やバスケットボール(NBA)では、毎シーズンで活躍した選手によるオールスターチームを構成している。
ロサンゼルス・ドジャースで活躍したリュ・ヒョンジンは、合計5人を選ぶ先発投手部門の候補に選ばれた。
他にも、ジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)やジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)、ゲリット・コール(アストロズ)、マックス・シャーザー(ワシントン・ナショナルズ)などリーグ屈指の名投手が同部門にはそろっており、し烈な争いが繰り広げられる様相だ。
計90人の候補の中で、アジア人選手としてはリュ・ヒョンジンが唯一の選出となった。今シーズン、リュ・ヒョンジンは防御率2.32でメジャー全体1位の記録を叩き出した。7月のオールスター戦では、ナショナル・リーグ・オールスターの先発投手として登板している。
“オールMLB”はファン投票以外にジャーナリストや解説者、引退選手など専門家の見識も取り入れ構成する。
投票は12月4日7時まで行われ、選出された“オールMLB”のメンバーは12月11日にサンディエゴで行われるウィンターミーティングで発表される。
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