柏からレンタル移籍中のキム・ボギョンも!韓国Kリーグで10G10A達成者が複数登場

2019年11月28日 サッカー #Kリーグ
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柏レイソルからレンタル移籍中のキム・ボギョン(蔚山現代FC)をはじめ、ムン・ソンミン(全北現代モータース)、セジーニャ(大邱FC)、ヴァンデルソン(浦項スティーラース)まで。

韓国Kリーグでプレーする彼ら4人の共通点は何だろうか。

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まず1つ目は、それぞれが所属クラブのエースとして活躍し、「2019 Kリーグアウォーズ」のKリーグ1最優秀選手賞候補に選ばれていることだ。

キム・ボギョン(蔚山現代)

そして2つ目は、彼らのゴール数とアシスト数に注目だ。ムン・ソンミン(10G10A)、セジーニャ(15G10A)、ヴァンデルソン(14G9A)、キム・ボギョン(13G8A)と、彼らは最終戦を前に10G10A以上を記録、もしくはそれに迫る数字を叩き出している。

この4人は得点ランキングやアシストランキングでも上位に名を連ねており、今シーズンを通じてゴール、アシスト両方を途切れることなく量産してきた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ムン・ソンミン(全北現代・写真左)、セジーニャ(大邱・写真右)

1シーズンでの10G10Aは、韓国Kリーグにおいてそう簡単に出る記録ではない。

Kリーグの1~2部リーグ体制が確立した2013年シーズンから見ると、これまでKリーグ1では2015年のロペスのみが記録を達成していた。韓国プロサッカーが始まった1983年までさかのぼっても、達成者は20人に過ぎない。

10G10Aは万能型アタッカーを象徴する記録だ。決定力はもちろん、貢献的なプレーが求められる記録だからだ。だからこそKリーグでは、1シーズン10G10Aを達成した選手は、リーグ屈指のアタッカーとして認められている。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ヴァンデルソン(浦項スティーラース)

今シーズン、Kリーグ1では初めて複数の10G10A達成者が生まれた。

先陣を切ったのはムン・ソンミンだ。彼は10月20日の第34節浦項戦で1ゴール1アシストを記録し、10G10Aを達成した。

セジーニャは8月末時点ですでに11G9Aの記録を出しており、2016年のKリーグデビューから初の10G10A達成を目前としていた。だが、その後3カ月もの間あと1アシストを記録できず、11月24日の江原FC戦でようやく1アシストし、今シーズン2人目の達成者に名を連ねた。

最終節の結果次第では、彼らに次いで10G10A達成者が増える可能性は十分にある。

ゴールとアシスト両面で活躍する彼らのなかで、誰が今シーズンの最優秀選手となるか注目してみたい。

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