「日韓W杯のポーランド戦でゴールしたときに見せたあの笑顔をもう一度…」
サッカー韓国代表のエースでありキャプテンのソン・フンミン(27・トッテナム)が、すい臓がん治療に励んでいる仁川ユナイテッドFCのユ・サンチョル監督の回復を祈った。
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ジョゼ・モウリーニョ監率いるトッテナムは、11月27日(日本時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5戦のオリンピアコス(ギリシャ)戦を4-2の逆転勝利で終えた。
この試合、ソン・フンミンは2-2の同点で迎えた後半28分にセルジュ・オーリエの逆転弾につながる今季6回目のアシストを記録した。
ソン・フンミンは、試合後のミックスゾーンでユ・サンチョル監督のニュースに触れ、率直な心境を明かした。
彼は「2002年日韓W杯を見て育った少年の頃を振り返ると、(ユ・サンチョル監督は)まさに韓国サッカー界の英雄だった。がんの知らせを聞いたときは心が落ち着かなかった。多くの方がユ・サンチョル監督を支持している。私も遠いイングランドからではあるが、同様にエールを送っていることを必ず伝えてほしい」と述べた。
ソン・フンミンにとって、ユ・サンチョル監督はアイドルであり同国の大先輩だ。彼はユ・サンチョル監督が現役時代、韓国サッカー界の歴史に残る最高の名場面である日韓W杯のポーランド戦を挙げ、切実な思いを伝えた。
「一日も早く回復することを願っている。日韓W杯ポーランド戦でゴールしたときに見せたあの笑顔を、もう一度多くの方に見せてくれることを祈る」
ソン・フンミンはユ・サンチョル監督へエールを送った。
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