輝かしい2019年シーズンを送ったリュ・ヒョンジン(32)が、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞最終候補3人中の1人に選ばれた。
メジャーリーグ公式ホームページ『MLB.com』は11月5日、MVP、サイ・ヤング賞、新人王、最優秀監督賞の4部門で、ナショナル・リーグとアメリカン・リーグそれぞれの最終候補に選ばれた3人を発表した。
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このなかで、ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補にリュ・ヒョンジンが堂々と名を連ねた。
リュ・ヒョンジンは今シーズン29試合に登板し、14勝5敗の防御率2.32という記録を残した。後半戦では不振に陥った時期もあったが、リーグ防御率1位を死守したリュ・ヒョンジンがシーズンを通してサイ・ヤング賞にふさわしい候補の1人に挙げられた。
ナ・リーグのサイ・ヤング賞最終候補には、リュ・ヒョンジン以外にジェイコブ・デグロムとマックス・シャーザーが選ばれた。
現地アメリカでは、デグロムが2年連続でサイ・ヤング賞を受賞するとの見方が多い。デグロムは今シーズン、11勝8敗で防御率2.43を記録した。防御率ではリュ・ヒョンジンにわずかに及ばなかったが、リーグ最多の奪三振(255個)を挙げ、リュ・ヒョンジンよりも多い204イニングを消化した。
だが、実際の投票結果がどうなるかはまだわからない。リュ・ヒョンジンがアジア人選手で初めてサイ・ヤング賞を受賞する可能性も十分に残されている。
アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞には、ゲリット・コール、ジャスティン・バーランダー、チャーリー・モートンが最終候補3人に選ばれた。サイ・ヤング賞受賞者は来る11月14日に発表される。
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