“コリアンモンスター”リュ・ヒョンジン(ロサンゼルス・ドジャース)の進退をめぐって、アメリカ現地メディアも推測に乗り出した。今シーズンが最大の利益を得る最後のチャンスというのが結論だ。
アメリカの『MLB.com』ドジャース担当記者は10月30日(日本時間)、読者との質疑応答コーナーで「リュ・ヒョンジンが自分に見合ったサラリーを策定したのか」という質問に対して、「リュ・ヒョンジンが5年1億ドル以上の契約を望むなら、ドジャースに残っていないだろう」とし、「エージェントがスコット・ボラス氏だが、ホームチーム・ディスカウントはない予定」と答えた。
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ホームチーム・ディスカウントとは、所属チームと契約のために自発的に契約規模を縮小することを意味する。
これを進める場合、予想より低い金額条件で契約を結ぶことになるが、今季注目すべき成績を収めたリュ・ヒョンジンだけに、そのような過程はないというのが現地マスコミの推測だ。
今季のリュ・ヒョンジンは29試合で182.2イニング登板し、14勝5敗を挙げた。
奪三振は163個に達し平均自責点は2.32で、MLB全体平均自責点の1位になった。与えた四球も24個と少ない。肩の負傷が致命的な弱点だが、今シーズン最高の成績を残した。健康状態にも問題がないことを証明したわけだ。
来年で満33歳になるが、FAで巨額を得る十分な条件を備えた。
FAで巨額のマネーゲームを試みないドジャースの運営特性上、リュ・ヒョンジンがドジャースを離れる可能性も低くない。
実際にドジャースはこの5年間で1億ドル以上規模の契約を行っていない。前出のドジャース担当記者は「リュ・ヒョンジンはドジャースを離れたがらない。しかし、今回は違うだろう」とし、「リュ・ヒョンジンにとって今シーズンほど大金を稼ぐチャンスはない」と強く語った。
地元メディアでもリュ・ヒョンジンの移籍の可能性は高いと見ている。移籍先としてはアナハイム・エンジェルスを含め、テキサス ・レンジャース、サンディエゴ ・パドレス、フィラデルフィア・フィリーズなどが候補に挙がっている。
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