「イ・ジンヨン、キム・ピョンホコーチは10月27日から始まるオーストラリアの親善試合を視察する」
WBSCプレミア12で連覇を狙う野球韓国代表のキム・ギョンムン監督が、日本で行われるオーストラリア代表の親善試合にコーチ陣を派遣する。
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キム監督は10月24日、水原(スウォン)KTウィズパークで行われた韓国代表チームの練習に先立ち、「イ・ジンヨン、キム・ピョンホコーチとKBO関係者1人が来週、日本で行われるオーストラリアの練習試合を見守る予定」とし、「どの投手、打者が出るか確認する」と説明した。
来る11月2日に開幕するプレミア12で韓国は、オーストラリア、カナダ、キューバと同じグループCに入った。流れに乗らなければならない短期決戦だけに、11月6日の第1戦で激突するオーストラリア戦に注目が集まっている。
そんななかオーストラリア代表は日本で、10月27日から30日までダブルヘッダー2回を含む計6回の練習試合を行う。
10月27日と28日に東京・府中にある府中市民球場で東京都クラブ選抜チーム、セガサミーと対戦し、29日には明治大学で立正大学、明治安田生命とダブルヘッダーを行う。そして30日に再び府中市民球場でJR東日本とダブルヘッダーを行い、実戦感覚を掴む計画だ。
一方で、韓国シリーズ(KS)を行っている斗山ベアーズとキウム・ヒーローズ所属選手を除いた韓国代表は、11月1~2日に高尺(コチョク)スカイドームで野球世界ランキング11位のプエルトリコと親善試合を行う。
11月1日の試合は打順こそ決まっていないが、捕手ヤン・ウィジ、一塁手ファン・ジェギュン、二塁手パク・ミンウ、三塁手チェ・ジョン、遊撃手キム・サンス、左翼手キム・ヒョンス、中堅手ミン・ビョンホン、右翼手カン・ベクホで構成する。
マウンドはヤン・ヒョンジョンとキム・グァンヒョン、チャ・ウチャンなどが担う予定だ。
キム監督は「指名打者は韓国シリーズ出場選手のなかから1人に任せようと思う」と述べた。彼は韓国シリーズ出場選手たちのコンディションをきっちりとチェックしているとしながら、「選手たちが自信を持って代表チームに来てくれればと思うが、大部分はそうできそうだ」と満足した。
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