イ・ダヨンは昨シーズン、現代建設ヒルステートで困難な時期を過ごしてスランプに陥ったが、代表チームでの活躍を通じて完全復活を果たした。
イ・ジェヨンは「ダヨンはもともと上手い選手だ。昨シーズンはあまりに疲れて、あきらめたようだ」とし、「代表チームで見るとダヨンのバレーに対する情熱がすごく大きくなった。ヨンギョンオンニの影響が大きいようだ。オンニがバレーを一生懸命しなさいという話をたくさんしてくれたようだ」と語った。
イ・ダヨンが上げて、イ・ジェヨンがスパイクする見応えのあるシーンもたびたび演出された。
イ・ジェヨンは「こんなに長く一緒にやったことがないし、久しぶりだったので昔の感覚が思い出されて良かった。私の好きなボールをわかっているから、やりやすい。私に何かを言うのを嫌がるが、家族だから言うんじゃないかな」と、姉妹の呼吸に満足感を表わした。
妹に向けた応援も忘れなかった。「セッターというポジションは1人で上手くすることはできない。6人が力を合わせるべきで、昨シーズンよりも現代建設が強くなりそうだ。期待している」と話した。
昨シーズン、統合優勝を果たしたイ・ジェヨンは、ピンクスパイダーズを率いるパク・ミヒ監督から絶大な支持を受けている。同様にイ・ジェヨンもパク監督を信頼する。
彼女は「監督は本当に一途な方だ」とし、「女性監督だからかたしかに細かな部分がある。女性の気持ちを知っているので、母のように見守ってくれる。選手たちとのコミュニケーション、会話がよく行われるのが非常に大きな利点だ」と説明した。
また「監督は頭から怒鳴ったりしない。本当に違うと思ったときだけ叱る。私も怒られたことがある。バレーボールの内容では叱られないが、態度や姿勢が悪いと注意される。恐ろしい面もある」と笑った。