イ・ガンインがバレンシアの100年史を塗り替えた。外国人選手の最年少1軍デビュー記録を更新した。
スペインのラ・リーガ(リーガ・エスパニョーラ)のバレンシアに所属するMFイ・ガンインは10月31日、アウェイで行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)にスタメン出場し、後半38分まで83分間プレーした。
10代前半にスペインへ渡り、バレンシアのユースチームで着実に成長したイ・ガンインは、今季、2軍チームのメスタージャに所属し、スペイン3部リーグでプレーしている。
また、UEFAユースリーグでは、他国クラブの有望株らと技量を競っている。
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そんなイ・ガンインが、アジア人として初めて、バレンシア1軍の試合で公式デビューし、バレンシア史上最年少で1軍の試合に出場した外国人選手となった。
イ・ガンインはこの日、17歳253日を迎えた。スペインメディアによると、これまで外国人の1軍最年少出場記録を保持していたフランスのモハメド・シソコ(18歳220日)の記録を、ほぼ1年近く下回ったという。
この日の試合でイ・ガンインは、左コーナーキックを左足で蹴るなど、その技術と才能を示した。後半11分に左足で放ったミドルシュートは、バレンシアのファンが残念がるほど立派だった。相手GKのファインセーブで決まらなかっただけだ。
バレンシアの100年史で最も若く1軍の舞台に立った外国人選手となっただけに、イ・ガンインの未来には期待してもよさそうだ。
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