「ソン・フンミン先輩はゲームばかりしている」“韓国のメッシ”が明かす韓国代表の素顔

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「あまり会えないんです」

ユーモアあふれる性格のイ・スンウらしく、代表チームの先輩や、自身の後を次ぐ有望選手たちに対する評価も、率直に淡々と表現した。

ジャカルタ・アジア大会決勝の日本戦でゴールを決めたとき、ソン・フンミンに「俺が、俺が」と叫んで左足の強烈なシュートを放ったエピソードは、とても有名だ。
 
イタリア・ヴェローナの自宅前で単独インタビューに応じたイ・スンウ

「ソン・フンミン先輩はゲームばかりしている」


イ・スンウは、韓国代表のエース、ソン・フンミンについて“あえて”言及した。イ・スンウは、ソン・フンミンを「会いにくい先輩」と表現し、こう話した。
ソン・フンミン(左)とイ・スンウ
「(ソン)フンミン先輩は、ゲーム好きだ。部屋でゲームばかりやっていて、あまり会えない」と笑った後、「ムン・ソンミン先輩など何人かと集まってゲームをしているんだ。銃で撃ち合うようなゲームだ」と詳しく伝えた。

しかし、サッカーに関しては大先輩を称賛する。

イ・スンウは、「フンミン先輩は、あまりにもシュートがうまいし速い。だから相手の守備が本当に大変そうだ」と話した。 

年代別代表やA代表チームで気の置けない存在であるファン・ヒチャンについては、「ヒチャン先輩? 今、ドイツに一人でいるみるだけど…」と笑顔で口を開いた。
ファン・ヒチャン(左)とイ・スンウ
ファン・ヒチャンは今回のアジア大会で騒動を巻き起こしたが、日本戦の決勝弾で汚名を返上した。

イ・スンウは、「ヒチャン先輩は、本当に優しくてサッカーに対する情熱が感じられる。今季はハンブルガーSVでがんばれば、もっと良い機会がくると思う。疑うところのない選手だ。ものすごくパワーがあり、フィジカルも優れている。ヒチャン先輩がたくさん走ってくれるから、一緒にプレーする立場からすると楽にプレーできる。突破力もいい。守備もうまい。本当に良い選手だと思う」と絶賛した。 

最後は、17歳にして韓国サッカー界にセンセーションを巻き起こしているイ・ガンインだ。

イ・ガンインは、イ・スンウのようにスペインで夢を育てている。

“大韓民国の未来”とイ・ガンインを表現したイ・スンウは、「がんばっているし、今も良いパフォーマンスを見せ続けている。ガンインだけでなく、すべての幼い選手たちがよく育ってこそ、韓国サッカーが発展する」とした。

また、「私たちの下の選手たちがみんな上手だから心配はない」と話した。

ただ、もう1人いる。そう、イ・スンウ自身だ。

イ・スンウは、「私はまだ自分自身をよくわからない。ただ一日一日を楽しく生きている人」と圧縮して評価した。

(構成=李 仁守)

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