リュ・ヒョンジン(32・ロサンゼルス・ドジャース)のメジャーリーグ初本塁打が、ドジャース“今週のプレー”に選出された。
9月24日、ドジャースはSNSで「リュ・ヒョンジンのメジャー初本塁打が今週のベストプレーに選ばれた。誰も反論できないプレー」という内容とともに、コロラド・ロッキーズ戦でリュ・ヒョンジンがホームランを放った場面の動画を投稿した。
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9月23日、リュ・ヒョンジンはドジャー・スタジアムで行われたロッキーズ戦に先発登板した。0-1と相手にリードされて迎えた5回裏、先頭打者のリュ・ヒョンジンはロッキーズの投手アントニオ・センザテラを相手に同点ソロ本塁打を放った。
リュ・ヒョンジンのホームランが反撃ののろしとなり、ジョク・ピーターソンが四球で出塁すると、ギャビン・ラックスとジャスティン・ターナーもヒットで続き満塁。この日リュ・ヒョンジンにバットを貸したことで話題となったコディ・ベリンジャーが、ロッキーズ投手2番手ジェイク・マギーの2球目を芯でとらえ満塁ホームランを放った。これによりスコアは5-1と、ドジャースが試合の流れを完全にひっくり返した。
以降もドジャース打線の勢いは止まらず、7回裏にコーリー・シーガー、8回裏にウィル・スミスがそれぞれ本塁打で続き、試合は7-4でドジャースの勝利となった。
リュ・ヒョンジンは7イニングで6被安打(2被本塁打)、3失点、8奪三振と、マウンドでも活躍を見せた。これによりシーズン13勝目を手にしたことで、9月12日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦以来、1カ月ぶりとなる勝利の喜びを味わった。
また、直近5試合でマルチヒットと驚くべき成績を挙げているコーリー・シーガーも、ナショナル・リーグ“今週の選手”に選ばれた。リュ・ヒョンジンをはじめとした選手たちの活躍により、ドジャースの勢いは最高潮に達している。
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