Kリーグが直近4年で最多観客動員を記録…連休期間も近隣クラブ同士の試合で負担減

2019年09月19日 サッカー #Kリーグ
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秋夕の連休(9月12~15日)でも、Kリーグの熱気が冷めることはなかった。

韓国プロサッカー連盟は9月17日、Kリーグ1、Kリーグ2の秋夕期間の平均観客数を発表した。9月12~15日に行われたKリーグ1第 29節の平均観客数は9090人で、直近4年間の連休期間で最多平均観客数となった。

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直近の連休期間の平均観客数は、2018年が5761人、2017年が4320人だった。今回の観客数はシーズン平均の8145人より多く、ここ数年シーズン平均よりも連休期間の観客数が下回っていた点を考慮すると、肯定的な変化といえる。

スタジアム別に見ると、全北現代モータースと尚州尚武FCの試合が行われた全州ワールドカップ競技場が、1万5745人と最も多くの観客を集めた。次点は、FCソウルと仁川ユナイテッドFCが激突したソウル・ワールドカップ競技場の1万3904人と続く。また、大邱FC 対浦項スティーラースが開かれたDGB大邱銀行パークも、1万230人の観客数を動員した。

Kリーグ2でも興行が続き、第27節の平均観客数は2226人となった。これも、最近4年間の連休期間では最多観客数だ。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)全北現代モータースと尚州尚武FCの試合が行われた全州ワールドカップ競技場

韓国プロサッカー連盟は選手や観客の移動時間が最少化されるよう、地元が近いクラブ同士の試合を組むなど工夫を凝らした。済州ユナイテッドFCが江原FCのホームスタジアムである春川総合運動場まで遠征したことを除けば、残りの5試合は近いクラブ同士の対戦となった。

ソウル対仁川の“京仁ダービー”をはじめ、城南FC対水原三星ブルーウィングスも近隣同士の対決だ。その他、大邱対浦項や慶南FC対蔚山現代FC、全北対尚武も近いほうだ。

選手の移動距離が減ったこともそうだが、ファンも気軽にスタジアムへ足を運べたことで、観客数が増加したと見られる。

韓国プロサッカー連盟は「近い地域同士の対戦も、今回の連休期間のリーグ開催において重要な要素として作用したようだ。今後も祝日のときは、隣接するチーム同士の対決で日程を組んでみたい」と述べた。

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