バレンシアの有望株であるイ・ガンイン(18)が、ついに最高の舞台に立った。
9月18日(日本時間)、ロンドンのスタンフォード・ブリッジで2019-2020 UEFAチャンピオンズリーグのグループH第1戦、チェルシー対バレンシアの試合が行われた。
バレンシアに所属するイ・ガンインは後半ロスタイムから途中出場し、約4分を消化した。短いCLデビュー戦とはなったが、大きな経験を積むことができたことは間違いない。
イ・ガンインは、韓国人史上最年少でCLに出場した選手となった。
昨季、当時バイエルン・ミュンヘンに所属していたチョン・ウヨン(現フライブルク)が、満19歳でCLデビューを果たした。しかし、現在18歳のイ・ガンインがわずか1シーズンで記録を新たに塗り替えることとなった。
ロドリゴと交代したイ・ガンインは、攻撃的MFでプレーした。出場時間が短く目立った活躍はできなかったものの、昨年度EL王者チェルシーのホームでCLデビューを果たしたことはとても大きな意味を持つ。
また時間は少なくとも、イ・ガンインに出場時間を与えたことは、アルベルト・セラーデス監督がそれだけ期待しているからと解釈できるだろう。
試合は後半29分のロドリゴの決勝ゴールで、バレンシアが1-0の勝利を収めた。後半42分にはチェルシーがダニエル・ヴァスのハンドでPKを得たが、ロス・バークリーの蹴ったボールはクロスバーに弾かれ同点ならず。1点を守り切ったバレンシアが、初戦勝利を飾った。
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