日本メディアが、最近レアル・マドリードに移籍した日本代表FW久保建英が2019-2020シーズンのEU圏外枠から除外されるというニュースを伝えた。
失望感を示しながらも、カップ出場を通じてトップチームの舞台に挑戦することができるとも報じた。
複数の日本メディアは8月7日、スペイン『マルカ』など現地メディアを引用して、レアル・マドリードに所属するウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデのスペイン国籍取得の申請が受理されたと伝え、それによってチームのEU圏外枠に1つ空きができたと報じた。
しかしその空きは、久保建英ではなく、ブラジル出身のFWロドリゴ・ゴエスが埋める予定だ。
【関連】久保建英は?「U-20ランキング」でイ・ガンインが15位の高評価
レアル・マドリードは新シーズンのEU圏外枠を、ブラジル人DFエデル・ミリトンとFWビニシウス・ジュニオール、前出のフェデリコ・バルベルデで埋める予定だった。しかしバルベルデのスペイン国籍取得が現実化し、ロドリゴに1軍登録の機会が生じた。
日本サッカー界は内心、プレシーズンで活躍を見せていた久保がEU圏外枠選手に登録されることを期待した。しかしジネディーヌ・ジダン監督は、久保がまだ1軍の舞台でプレーするには競争力が不足していると判断している。
そもそも久保はレアル・マドリード移籍直後から、新シーズンはBチームであるレアル・マドリード・カスティージャで活動するという計画が公開されていた。プレシーズンツアーに参加しながら1軍登録の可能性を見せたが、結局のところ今シーズンはラ・リーガで彼の姿を見ることができないものと思われる。
ただラ・リーガとは異なり、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)であればEU圏外枠の制限がない。1軍デビューの可能性がゼロではないわけだ。
日本メディアも「久保はカップで(1軍)出場を狙うことができる」と期待した。
前へ
次へ