イ・ガンイン(バレンシア)が、伊メディアが選定する「U-20ランキング」で15位に入った。同ランキングで名前が挙げられたアジアの選手は、イ・ガンインと久保建英(レアル・マドリード)だけだ。
イタリアのスポーツ新聞『ガゼッタ・デロ・スポルト』が公開した「U-20ランキング」によると、イ・ガンインは全世界の有望株を対象としたランキングで15位を記録した。
同ランキングは、1999年1月1日以降に生まれた選手を対象に60人を選定し、イ・ガンインは同じ年齢(2001年生まれ)としては2位にランクインされる評価を受けた。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「イ・ガンインは6歳のときにTVに出演した天才スターだった。10歳のときからスペインで活躍中」などと、『飛べ、シュットリ』時代に大活躍したイ・ガンインの幼少期に注目した。
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続いて「ほとんどは攻撃的MFとしてプレーするが、ウインガーとして出場することもできる」と、バレンシアでプレーするイ・ガンインのポジションについても説明を加えた。
イ・ガンインと同じ2001年生まれの選手としては、レアル・マドリードのFWロドリゴ・ゴエスが全体8位、同年生まれ1位に上がった。
有望株60人のうち全体1位は、2000年生まれのジェイドン・サンチョ(ボルシア・ドルトムント)。以下、マタイス・デ・リフト(ユベントス)、カイ・ハフェルツ(レバークーゼン)、ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)が続いた。
最近、レアルに入団して話題を集めた日本の久保建英は27位。2001年生まれとしては、3位を記録した。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』が発表したU-20ランキングでは、イングランドから9人、イタリアとブラジルからそれぞれ5人、スペインとポルトガルからそれぞれ4人選ばれた。アジアからはイ・ガンインと久保の2人だけが名前を挙げられた。
イ・ガンインが属するバレンシアは8月4日(日本時間)、ドイツで行われたレバークーゼンとの親善試合で、2-1の勝利を収めた。イ・ガンインは後半に途中出場した。
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