“ゴールデンボーイ”イ・ガンイン(バレンシア)の来シーズンが関心を集めている。
イ・ガンインはU-20ワールドカップで大活躍し、U-20韓国代表を準優勝に導いた。18歳ながら圧倒的な技量で、大会最優秀選手に贈られるゴールデンボールまで受賞した。
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U-20ワールドカップで頭角を現したイ・ガンインの“株価”は、引き続き上昇している。夏の移籍市場で複数クラブが関心を示しており、スペイン現地メディアの報道によれば、レンタル移籍で新しいクラブに行く可能性が高い。
イ・ガンインに積極的にリースを提案したバレンシア地域のレバンテが、最も有力な候補として浮上している。
7月1日、ソウルで開かれたU-20韓国代表の激励金伝達式で取材陣と会ったイ・ガンインは、自分の今後について言葉を慎んだ。移籍に関する質問を受けたイ・ガンインは、「今話す言葉はない。まだシーズンが始まっていないからわからない。状況を見なければならない。僕もまだわからない。本当に移籍について、伝える言葉がない」と、直接的な回答を避けた。
代わりに「僕はできる限り頑張って、成長しようとしている。良い姿をお見せしたい。チームに残るとしてもどこかに行くにしても、最善を尽くして良い姿をお見せする」と、バレンシアに残留したとしても、新しいチームを探すにしても最善を尽くす覚悟を示した。
U-20韓国代表でたしかな存在感を見せたイ・ガンインは、韓国サッカーの新しいアイコンとして浮上した。2020年の東京五輪はもちろん、A代表としての活躍も期待される。
イ・ガンインは、オリンピック出場について「韓国代表チームであればどんな大会でも出場したい気持ちがある。サッカー選手は代表チームのすべての試合でプレーしたいと思う。そこでプレーできることは光栄なことだ」と出場意思を表わした。
去る3月にA代表に招集されたが、代表デビューを果たせていないイ・ガンインは、「僕が考えるべき部分ではないようだ。コーチングスタッフが考えること。僕は最大限に頑張って、多くのことを見せなければならない」と、韓国代表パウロ・ベント監督をはじめとするコーチングスタッフから良い評価を受けるために努力すると明らかにした。
この日イ・ガンインはU-20韓国代表のメンバーと会って、親睦を深めた。イ・ガンインは休暇をとっているが、メンバーのほとんどは所属チームでプレーしている。
イ・ガンインは「みんな浮かれていないかと思う。ワールドカップで良い姿を見せ、結果を出した。当然だと思う。今のチームで活躍する姿を見せたいと思うので、最後まで応援してくれたらうれしい」とし、「とても良い選手が多い。多くの能力を持っている。ずっと良い姿を見せることができるだろう。僕もみんなも成長していると思う」と述べた。
イ・ガンインは現在、韓国内に留まって休息している。イ・ガンインは「家族との時間を過ごして、兄たちとも会っている。休暇を楽しんでいる。再会できて幸せだ。楽しい時間を過ごして良い思い出を作りたい」と述べた。
続いて「7月初めにスペインに戻る。まだ日付は決まっていない。遊ぶことに忙しくて…(笑)。今は休暇を楽しむのが一番重要だ」と付け加えた。
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