サッカー日本代表を率いた西野朗監督がタイ代表の司令塔を引き受ける可能性が高くなってきたようだ。
日本の共同通信をはじめ複数のメディアは6月29日、タイの『シャムスポーツ』など現地メディアを引用して、西野監督がタイ代表監督を務める方向でタイサッカー協会と合意したと報道した。西野監督は契約をためにタイ・バンコクにとどまっていて、6月29日と30日、タイのプロリーグの試合を観戦することがわかったという。
タイサッカー協会はまだ公式の立場を表明していない。
タイは今年1月のアジアカップでグループリーグ・対インド戦で1-4の大敗を喫したあと、ミロヴァン・ライェヴァツ監督を解任した。最近までは臨時監督体制でチームが運営されたが、今年下半期から始まる2022年カタールW杯アジア2次予選を控えて新しい司令塔を物色してきた。
実はその候補に、数多くの韓国人指揮官も浮上していた。ロシアW杯で韓国代表を率いたシン・テヨン前韓国代表監督、ファン・ソンホン前FCソウル監督などである。
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しかし、2人とも現実のものとはならず、噂のままで終わっていた。
西野監督は昨年のロシアW杯直前に日本代表の司令塔になった。急きょ監督職を務めたが、ワールドカップで16強進出に成功し、指導力を認められている。
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