アジアカップの期間中、テレビ解説者に変身したサッカー韓国代表の前監督であるシン・テヨンが、タイ代表の新しい監督候補に浮上した。
タイの『シアム・スポーツ』は2月2日、「アジアカップでインドに1-4で大敗した後、セルビア出身のミロヴァン・ライェヴァツ監督を解任したタイサッカー協会が、2022年W杯予選を控えてチームに相応しい新しい監督選びに苦心している」とし、「昨年のロシアW杯で韓国代表を率いたシン・テヨン監督に関心を示し、交渉に臨む方針だ」と報じた。
タイのマスコミから出た報道であるだけに、関心が高い。同メディアは、シン監督は昨年ロシアW杯で韓国を率い、グループリーグではディフェンディングチャンピオンのドイツを2-0で下したと報じた。
その上で、「シン監督がエージェントを通じてタイ代表チームを引き受けることに肯定的な反応を見せた」とし、「近いうちにタイサッカー協会と交渉テーブルにつく」と報じた。
シン監督はこの記事の中で、「この7~8年間、タイ代表の発展過程を見守りながら、以前からこのチームを引き受ければ、十分できるという自信を持つようになった」と語っており、「W杯や五輪、U-20W杯などタイ代表選手たちが目標を達成できるよう能力を育てなければならない」とも話している。
『シアム・スポーツ』は、シン監督が韓国のMF出身で、A代表チームはもちろん、U-20代表やU-23代表を率いて、2016年リオデジャネイロ五輪も経験した経歴を詳しく紹介している。
なお、シン監督は昨年のW杯を最後にA代表監督の座を退いた後、日本のJリーグはもちろん、Kリーグの一部チームから関心を受けた。
しかし、具体的な交渉のテーブルには座ることができず、アジアカップ期間中はテレビ解説者としてしばらく活動した。
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