ソン・フンミン(トッテナム)が“レアル移籍説”について、口を開いた。
ソン・フンミンは6月5日、坡州NFCで行われたサッカー韓国代表の練習後、インタビューに応じた。
6月2日に行われたチャンピオンズリーグ決勝に先発出場し、準優勝となったソン・フンミンは「決勝戦でプレーすることが夢ではなく、勝つことが夢だったので、望んだ結果を得ることができず残念だった」と述べた。
続けて「チームとして結果を残せたことについては誇れるが、優勝トロフィーを目の前で見ながら掲げることができなかったことに心が痛んだ」と話した。
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ここ1年間、所属チームと韓国代表で活躍したソン・フンミンには、“移籍説”が浮上している最中だ。
チェルシーやバイエルン・ミュンヘンなどが挙げられるなかで、最近はレアル・マドリードまで浮上してきた。リバプールのFWサディオ・マネがチャンピオンズリーグ決勝を前に、「レアル・マドリードのオファーは(僕ではなく)ソン・フンミンが受けた」と話したりもした。
そこでソン・フンミンに「何かコメントすることはあるか」と尋ねた。集まった取材陣が耳をそばだてた瞬間だった。
だがソン・フンミンもこのときだけは、声が小さくなった。彼は内緒話をするかのように、「ありません」とだけ答えた。あちこちで笑い声が上がった。
ソン・フンミンの対応は当たり前のものだったが、トッテナム残留に対する強い肯定も否定もなかったため、「ありません」の意味が気になった。
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