深刻な戦力ダヴンがあるため、日本を恐れる必要はない。
チョン・ジョンヨン監督が率いるU-20韓国代表は日本時間の6月5日午前12時30分、ポーランドでU-20日本代表とFIFAU-20ワールドカップ16強戦で激突する。
この試合で勝つチームがベスト8に進む。同時に今大会のアジア最高成績の主人公になる。
日本はグループリーグで1勝2分の成績を収め、グループ2位で16強に進出した。メキシコに3-0で勝ち、エクアドル、イタリアとは引き分けを記録した。
3試合で4得点1失点というバランスの取れた成績を上げ、大きな危機もなくグループリーグを通過した。韓国と同じように厳しいグループで生き残り、競争力を見せた。
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それだけに日本は手強い相手だが、チョン・ジョンヨン号には好材料がある。
日本は負傷者が発生し、戦力ダウンは避けられない。FW田川亨介とMF斉藤光毅がイタリア戦で受けた負傷でポーランドを離れた。
田川はイタリアとの試合でハムストリングを負傷し、前半22分に交代している。斎藤は後半33分、肩を痛めてベンチに下がった。 日本サッカー協会は公式ホームページを通じて2人の離脱を発表した。
田川は「残念だ。特別な大会を一緒にしたかったのに惜しい」と話した。 斉藤も「とても惜しい。トーナメントも一緒できなくてチームメイトたちに申し訳ない」という考えを明らかにした。
2人はグループリーグ3試合にすべて先発出場した日本の攻撃の核心だ。
田川はフィジカルが良く、動きが脅威的なストライカーとしてメキシコ戦ではゴールを決めた。
斎藤は2列目とサイドを行き来しながら日本の攻撃を率いる多才多能な資源。2001年生まれのイ・ガンインと歳が同じ若い選手だが、今シーズン、すでにJ2リーグの横浜FCで主力として活躍している。
2人が日本の攻撃陣の中では最も脅威的だというのが、現地で日本の試合を見守った関係者たちの共通した意見だ。つまり、日本は攻撃のキープレイヤー2人を失った状態だ。
戦力ダウンが確実な日本と違い、韓国の競技力はだんだんと上がってきている。
優勝候補のアルゼンチンとの試合では3バック戦術の完成度が高かった。試合結果だけでなく内容も良かった。アルゼンチンは1.5軍だったが、後半はほとんどベスト戦力だった。
エースであるイ・ガンインのコンディションも上がっている。
イ・ガンインは、アルゼンチン選手を相手に華やかな個人技を使い、試合を支配した。個人技の優れたアルゼンチン選手らも、手に負えないほど波に乗っている。
ここにチョ・ヨンウクとオ・セフンらアタッカーたちも調子を取り戻した。チームはもとより、個人のリズムも向上している。韓国が上昇の勢いに乗っている一方で、日本は雰囲気が落ち込んでいる見ても良いかもしれないが、はたして。
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