ヨーロッパの多くのクラブがイ・ガンイン(18)の動向に注目しているなかで、イ・ガンインが所属するバレンシアも期待感を表わした。
5月29日(現地時間)、バレンシアのゼネラルマネージャー(GM)マテウ・アレマニーは、バレンシアの地元紙『エル・デスマルケ』とのインタビューで、「私たちはイ・ガンインがバレンシアの未来において、重要な選手になることができると確信している」と伝えた。
移籍の可能性についても肯定的な立場を示した。彼は「まずはイ・ガンインがU-20ワールドカップから戻らなければならない。今現在、彼の去就について決定したことはない。すべてのシナリオを排除していない」とし、「イ・ガンインのレンタルも含めて移籍を計画から除外していない」と言及した。
最後にマテウ・アレマニーGMは、「私たちはマルセリーノ監督と一緒にイ・ガンインの次のシーズンを決定する。イ・ガンインが私たちの期待する高いレベルに到達するのであれば、将来的にはバレンシアを代表する選手になるだろう」と強調した。
イ・ガンインはバレンシアの有望株として、昨年10月に開かれたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)などの試合に出場し、スペインリーグの舞台に立った。バレンシアは今年1月にイ・ガンインを1軍に正式登録し、彼の成長に対する期待を示したりした。
現在イ・ガンインはポーランドで開催中のU-20ワールドカップに出場している。U-20韓国代表の最年少メンバーだが、ポルトガルや南アフリカと行ったグループステージで活躍を見せており、地元メディアからの注目を一身に受けている。
【関連】「レベルが違う」U-20韓国代表イ・ガンインに現地ポーランドの記者も脱帽
チョン・ジョンヨン監督が率いるU-20韓国代表は、現在1勝1敗(勝ち点3)で、アルゼンチンに次ぐグループ2位。来る6月1日、アルゼンチンとグループステージ最終戦を行う。
韓国の16強進出がかかった試合であるだけに、イ・ガンインがどのようなプレーを見せるか注目が集まっている。
前へ
次へ