【インタビュー】ガンバ大阪の韓国人トリオが語る「韓国人が多い? それだけ責任が重い」

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―今季からキム・ヨングォン選手が加わり、韓国人選手3人組になったが?

オ:「歳も同じで2012年ロンドン五輪を戦った仲間なので心強い」

ファン:「移籍はアジアカップ期間中に直接聞いた。“ガンバはいいチームだ”と猛烈にプッシュした(笑)」

キム:「同級生のジェソクもいるし、代表でよく知るウィジョもいたので、ガンバ大阪のオファーを断る理由もなかった。それにJリーグは7年前にもプレーしたので期待して日本に来た。開幕してまだ1カ月足らずだが、Jリーグの水準は7年前よりも高くなった。リーグ全体の質が一層高まった印象だ」

オ:「キャンプのときからヨングォンの適応能力の高さには驚いた。7年ぶりの日本なのに、日本語もしっかり覚えていてコミュニケーションも問題ない」

ファン:「僕よりも日本語が上手だ(笑)」

―普段はどんな生活を送っているのか。

3人:「ほぼ毎日、いつも一緒に過ごしている。練習が終わったら3人で道頓堀に出かけて食事をしたり、神戸まで足を伸ばしてヴィッセル神戸の(キム・)スンギュも合流して4人で食事をしたり」

ファン:「ジェソク・ヒョン(兄)は大阪のことならなんでも知っている。僕も大阪に来たときは言葉も道も何を食べていいかもわからなかったが、ヒョンがたくさん助けてくれた」

―ファン・ウィジョ選手は昨季16得点を記録し、Jリーグ・ベストイレブンにも輝いた。今季はマークも厳しくなったのでは?

ファン:「厳しくなったとは感じないが、対戦相手も僕がどんな動きをするかなど研究しているので、少しやりづらくなった部分はある。ただ、僕としてもいろいろと動き出しのタイミングやパターンを変えながら、DFのマークをかわそうと意識しています」

キム:「ウィジョのようなタイプは難しい相手だ。マークもしづらいし、ペナルティボックスでの動きが良いので非常に神経を使う」

オ:「サイドにポジショニングしていても、どんどん中に切れ込んでくるからね。もともと能力が高い選手であることはわかっていたが、一緒に練習していても“こんなこともできるのか”と驚かされることは一度や二度ではない」

―韓国ではファン・ソンホンの再来ともいわれている。ファン・ソンホン監督は1999年Jリーグ得点王になっているが?

ファン:「シーズンは短くないし長いので、目先の結果に焦ったり急いではいない。しっかりコツコツと積み上げていけば、シーズン終盤には良い位置(得点ランキング)に行けると思うので、常に良いコンディションを維持することに神経を使っている」

―自身の動きを最も理解してくれる選手は?

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