「悲しいし、がっかりしている」
ソン・フンミンは来る5月1日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで開かれるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝・第1戦、アヤックス(オランダ)との試合に欠場する。
4月18日に行われたマンチェスター・シティとのCL準々決勝・第2戦でイエローカードを受け、累積警告で出場できないのだ。生涯初のチャンピオンズリーグ準決勝から外れる彼の心情は、計り知れない。
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4月25日、『フットボールロンドン』によると、ソン・フンミンは「もちろん僕は肯定的に考えていきたい」としながらも、「準決勝(第1戦)に欠場することは僕を悲しませ、がっかりさせる」と率直な気持ちを隠せなかった。
「本当にがっかりだ。僕は試合に出るよりも、観客席で試合を見ているほうが緊張するようだ」と話したソン・フンミンは、「それでもチームと同僚、そしてこのスタジアムを信じる。だから心配しない」と述べた。
トッテナムは4月から、6万2000人を収容できる新しいスタジアムをホームゲームで使って入る。新スタジアムで行われたプレミアリーグとチャンピオンズリーグの計4試合は、いずれも勝利している。計8ゴールを奪い、失点はまだない。
ソン・フンミンは悔しさを隠せないものの、4月27日に行われるウェストハムとのプレミアリーグ第36節に焦点を当てたいと宣言した。
「準決勝でプレーしたい。だから悲しい」という彼は、「でも僕たちのスタジアムで優れた試合になることを期待する。僕も楽しめることを望む」と感情を最大限に沈めた。続いて「僕にはウェストハム戦が重要だ。勝ち点3のためにすべてを捧げる」と強調した。
ソン・フンミンは今季プレミアリーグ12ゴール、チャンピオンズリーグ4ゴール、リーグカップ3ゴール、FAカップゴールなど計20得点をあげている。あと1ゴールを追加すれば、1シーズン自己最多得点である21ゴールに並ぶ。
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