CL準決勝に臨むソン・フンミンに“先輩”たちがエール「アヤックスを超え優勝してほしい」

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先輩たちもソン・フンミン(トッテナム)の活躍を誇りに思っている。

ソン・フンミンはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝・第1、2戦で計3ゴールを決め、トッテナムの準決勝進出を導いた。韓国人選手がチャンピオンズリーグ準決勝の舞台に立つのは、マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたパク・チソン(2011年)以来、8年ぶりのことだ。

欧州の舞台を経験した“先輩”たちがソン・フンミンを温かく見守るのも、そのためだろう。

仁川ユナイテッド戦力強化室長を務めるイ・チョンスは、レアル・ソシエダ(スペイン)所属当時、2003-2004チャンピオンズリーグ16強に出場した。

『スポーツソウル』と会った彼は、「実は私は当時チャンピオンズリーグがこのような素晴らしい大会であることを知らなかった。当時も大きな大会だったが、今は大会の規模がより大きくなった。そんな舞台でフンミンが自分の力で、チームをベスト4に押し上げた。チソン先輩もすごいが、フンミンもやっぱり誇らしいし、褒めてあげたい」と述べた。

ソン・フンミンとマウリシオ・ポチェッティーノ監督

チャンピオンズリーグを経験した韓国人選手、ソン・ジョングクの考えも変わらなかった。ソン・ジョングクは2002-2003シーズン、オランダの名門フェイエノールトに所属し、チャンピオンズリーグでユベントスを相手に大活躍した。

彼は「当時フェイエノールトは16強進出に失敗した。グループリーグだけ行ったが、すべての雰囲気がリーグ戦とは別だったことを思い出す。選手たちも特別に準備したし、観衆ももっと熱心に応援した。フンミンは次元が違う舞台で素晴らしい結果を作った」と拍手を送った。

フェイエノールトはトッテナムが準決勝で対戦するアヤックスとライバル関係だ。ソン・ジョングクは「アヤックスは昔から底力のあるチームだった。私がプレーしていた当時はズラタン・イブラヒモビッチ、ヴェスレイ・スナイデルのような選手がいた。今も、それに劣らない。トッテナムは容易ではない勝負になるだろう。フンミンにはアヤックスを超えて、優勝してほしい」と話していた。

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チャンピオンズリーグに出場することはなかったが、ヨーロッパリーグで活躍した選手たちもソン・フンミンにエールを送った。

2005-2006シーズン、ヨーロッパリーグの前身であるUEFAカップ8強でセビージャを相手にゴールを決めたヒョン・ヨンミン(JTBC解説委員)は、「私はヨーロッパリーグ準々決勝でゴールを決めただけだが、本当に良かった。多くのお祝いも受けた。フンミンはさらに権威があるチャンピオンズリーグ準々決勝で最高のチームを倒した。どんな言葉でも表現できない素晴らしい業績だ」と賞賛した。

ベルギーのアンデルレヒトでプレーした2001年チャンピオンズリーグ予選で得点したソル・ギヒョン元成均館大学監督も、「チャンピオンズリーグという最高の舞台で成果を出している。代表チームのコーチとしてともにしたことがあるが、フンミンは発展している。今がすべてではない。これからもっと良くなる選手だ。大きな期待ができる」と述べた。

「多くの人が考えているよりも、はるかに大きな仕事」

プレミアリーグの先輩であるチョ・ウォンヒ(JTBC解説委員)も、ソン・フンミンの活躍を高く評価した。

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