ANAインスピレーションでは、大会優勝者がキャディや家族と一緒に、池に飛び込むセレモニーが伝統だ。18番ホールのグリーン脇に池があり、1988年にエイミー・オルコット(殿堂入り選手)が優勝後に池に飛び込んだことで、その優勝セレモニーが始まった。
すべての選手がその優勝セレモニーを夢見るわけだが、“メジャークイーン”を狙うパク・ソンヒョンも同じだ。
彼女は「キャディのデビッド・ジョーンズやオモニ(母)など、私のために苦労している人と一緒に優勝セレモニーをすることができる大会ということも、ANAインスピレーションで優勝したい理由」と率直に話した。
周りの人に感謝の気持ちを表現することができる、栄光の舞台なのだ。
パク・ソンヒョンは「昨年3月のショットの感覚が50%ほどだとしたら、今年は80%ほどになる。優勝できるかどうかはわからないが、ショットの感覚が100%になるようにもっと努力する」と決意した。