今年のACLには、全北現代、慶南FC、大邱FC、蔚山現代の4チームが出場する。慶南と大邱は初めてのACL出場だ。新たな挑戦が始まるわけだが、不安の混じった見方が強い。
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Kリーグクラブの優勝を予想した解説委員は10人中、たった1人しかいなかった。その解説委員は全北の優勝を予想しながら「全北はKリーグだけでなく、ACLでも優勝できるグローバルチームになった」と述べた。
他の解説委員3人は、全北の決勝進出を予想しながらも優勝を確信できなかった。過半数に相当する解説委員5人は、4強進出と予想した。とある解説委員は「全北と蔚山がベスト4まで行くと思うが、決勝進出は容易ではないだろう」と話した。
Kリーグ勢のACLは16強で終わるだろうと、悲観的な見方をした解説委員もいる。彼は全北と蔚山、慶南、大邱はいずれもベスト8に進出できないと予想した。
中国と日本がKリーグよりも多くの資金を使っているだけでなく、カタールやサウジアラビア、アラブ首長国連邦など中東のビッグクラブも実力が高いからだ。
全北に新たに就任したジョゼ・モライス監督の実力が、まだ具体的に目に見えていないことも影響を及ぼしたものと見られる。全北はチェ・ガンヒ監督時代はいつも優勝候補だったが、ジョゼ・モライス監督の実力はベールに包まれており、優勝を断言するのは難しい。