“メガネ先輩”ら韓国カー娘の告発は事実だった…監査で明らかになった韓国カーリング界の実態とは

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◇選手の人権侵害

文化体育観光部は、指導者たちが選手に悪口(暴言)、人格冒涜、過度の私生活統制などを行った事実を確認した。選手の郵便物を開封したり、インタビュー時にキム・ギョンドゥ元副会長への感謝を伝えるように強要したりし、特定の選手を訓練から排除するなど、チーム・キムが主張した人権侵害の内容は、ほとんど事実であったことが確認された。

◇指導者の不実

指導者の力量が不足しおり、訓練場にも行ってないことが多かった。選手のためのトレーニング指導よりも、海外チームの招待や訓練計画などの行政業務に重点を置くなど、選手への指導に忠実ではなかった。また慶北体育会は、指導者の不実な指導に対する管理・監督をしていなかった。

◇賞金や助成金問題

2015年以降、慶北体育会カーリングが大会に出場して獲得した賞金をチャン・バンソク監督が管理していたが、計3080万ウォン(約308万円)を横領していた。またオリンピック後に選手団に支給された後援金や激励金を選手に支給せず通帳に保管しており、○○○から支給された特別褒賞金5000万ウォン(約500万円)を選手の同意なしに慶北カーリング協会の収入として計算するなど、計9386万8000ウォン(約940万円)を選手に支給していなかった。

◇補助金の執行・精算不適正

キム・ギョンドゥ元副会長とチャン・バンソク監督は、国庫補助金と慶北補助金を支援されて海外トレーニングに参加し、同じ領収書でカーリング競技連盟と慶北体育会に二重に精算(宿泊費・貸館料)していた。

◇親類縁者の不正採用

キム・ギョンドゥ元副会長はカーリング連盟会長職務代行期間中、親類縁者を採用することができないようにされている定款に違反して、甥を韓国代表戦力分析官として採用した。採用面接にはキム・ミンジョン監督とチャン・バンソク監督が参加した。戦力分析官に採用された者は、2010年にも契約前に必要な行政手続きなしに、慶北体育会男子カーリングチームに入団した。

◇カーリングチームの私有化

2010年以降、キム・ギョンドゥ元副会長と彼の妻、長女、長男などが契約・任命などの正当な手続きなしに、慶北体育会カーリングチームの指導者として活動し、指導手当を受領したり、韓国代表指導者として海外に派遣されたりした。

◇義城カーリングセンター運営

義城郡は慶北カーリング協会と不十分な業務協約(2003年9月)を結んだ後、別途に受託契約をせず、義城カーリングセンター私有化のきっかけを作った。

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