デビューから159戦を経た「済州三多水マスターズ」だった。プレーオフの激戦の末につかんだ優勝は、あのパク・インビやキム・ヒョージュも出場していただけに、さらに価値のあるものになったといえる。
そんなユン・チェヨンは2014年と2015年の「ヤマハレディースオープン葛城」に出場し、日本でプレーすることを考え始めたという。
そして2017年から日本ツアーに本格参戦。まだ優勝はなく、2018年シーズンの最高成績は「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」の2位。今後のさらなる活躍が期待されている。
韓国ツアーのときと同じく、時間はかかるかもしれない。たとえそうなっても、着実に前進していく“諦めない心”がユン・チェヨンにはある。
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◇韓国ゴルフ記者が明かす取材裏話
すらっとした印象のあるユン・チェヨンだが、自他ともに認める大食いだ。
ケーキや果物が大好きで、乙女らしくスウィーツ好き。何かイヤなことがあったりストレスが溜まったりすると、食べてストレスを解消するそうだ。
しかも、食べてもあまり太らない体質なのだとか。本人も「どれだけ食べても体重に大きな変化がない。太らない体質で良かったです」と語っている。
日本の食事も口に合うというユン・チェヨン。日本の食べ物の話題になると、韓国人選手は寿司や天ぷらが好きと答えることが多いが、彼女は「ご飯が好き。納豆を乗せたら最高」と話していた。本当の食いしん坊なのだろう。
◇プロフィール
■ユン・チェヨン
■1987年3月5日生まれ
■韓国ソウル市出身
■172cm
■58kg
■A型
■Q CELLS所属