トッテナムの完勝を率いた4試合連続ゴールのソン・フンミンを直撃【現地取材】

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ソン・フンミンが2月14日、ロンドンで行われたチャンピオンズリーグ16強第1戦トッテナム対ドルトムント戦に出場し、先制ゴールを決めてチームの3-0の勝利に貢献した。

これでソン・フンミンは4試合連続ゴールを達成。今季チャンピオンズリーグで、初ゴールとなった。

以下は『スポーツソウル』イギリス通信員のイ・ドンヒョン記者が、現地ロンドンで試合直後に行ったミックスゾーン・インタビューだ。

―勝利の扉を開く先制ゴールだった。

「周りの選手たちが活躍してくれた。ゴールのシーンでは、特に僕が何かをしたということはなかったと思う。クロスがあまりにも正確で、僕の足にぴたりと合った。特別なことをする必要もなかった。1-0と先制したときも、もっと点を入れたいという思いがあったから3-0になったと思う」

―ドルトムント戦に強い。

「僕もなぜかはわからない。どの試合でも最善を尽くそうと努力しているし、どのチームと対戦することになってもゴールを決めようとしている。でもドルトムントを相手にゴールを多く決めたのは事実だ。

ただそれも過ぎ去ったことだ。次の試合でより良いプレーを見せることが重要だと考えている。前を向いて、今後の試合だけを考えるのが正しいと思う」

ドルトムント戦直後にインタビューに応じるソン・フンミン

―第1戦はひとまず完勝だった。

「今回は3-0で勝ったが、サッカーなのでアウェーに行って0-3で負けることもある。簡単にはいかないだろうが、まだ0-0という気持ちで第2戦に臨む。勝つという思いで試合に臨めば、勝算がある。

油断した瞬間に、ベスト8進出は難しくなる。昨年(16強)ユベントス戦でも第1戦は良い結果だったが、第2戦で失敗した。うまく対応したい」

―UEFAチャンピオンズリーグで通算9得点、アジア選手では2位の記録だ。1位はマクシム・シャツキフ(ウズベキスタン出身)の11ゴールだが。

「いつも言っているように、ゴールは決めようと思って決められるものではない。運も必要だし、タイミングも必要だ。それに記録はいつか更新される。僕が何かの記録を立てたとしても、他の選手がそれを更新するだろう。今はチームにどのように貢献するかを考えることが重要だ」

―ゴール決める試合会場では、いつも太極旗(韓国国旗)が見える。

「とても感謝しているし、競技場に太極旗が多いのは事実だ。それを見つけようとしているのではなく、僕が行くところに韓国ファンもいるようだ。本当に感謝している。試合中も太極旗が見えるけど、わざわざ探しにいっているわけでもない。運良く、太極旗がある。多くのファンが太極旗を振るところを見ると、試合をもっと頑張ろうという動機になる」

ドルトムント戦でも多くの韓国国旗が目につく

―4試合連続ゴールを記録しているが、現在のコンディションはどうか。

「特にコンディションに悪いところはない。今の瞬間を楽しんでいる。サッカーと同じくらい好きなことがないし、サッカーほど幸せな時間もないので、これでストレスを解消している。

だから僕は耐えられるようだ。どんなに疲れて困難でも、サッカーができるという思いで耐えられる。ヨーロッパでサッカーできる人は多くない。その機会をもらったのだから、一生懸命できる」

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