ソン・フンミンは今夏、新たなクラブに移籍するのだろうか。
昨年11月中旬から生涯最高の時間を過ごしているソン・フンミンが、所属するトッテナムからさらに一段階、上がることができるか注目を集めている。特にソン・フンミンの年齢がもはや移籍を後回しにできないところまできたことが、さらに関心を高める。
英メディア『アイ・フットボール』は2月5日、チェルシーがソン・フンミンを移籍金1170億ウォン(約117億円)で迎え入れる案を計画していると報じた。
さらにチェルシーが現在2億ウォン(約2000万円)のソン・フンミンの週給を3倍に上げる考えとも伝えた。チェルシーを所有するロシアの財閥ロマン・アブラモヴィッチが、ソン・フンミンに大きな魅力を感じているというニュースも伝えている。
『アイ・フットボール』は、それほど信頼性が高いメディアではない。特にソン・フンミンの週給を6億ウォン(約6000万円)にまで引き上げるという話は、非現実的だ。それにもかかわらず、常にイングランド・プレミアリーグはもちろん、欧州トップ圏にいるチェルシーが関心を示しているという点で、報道が大きな話題となっている。
これまで“ソン・フンミン移籍説”が浮上したのは、チェルシーだけではない。
昨年の夏には、パク・チソンが所属したマンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているとの話も出た。さらにドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに移籍するとの報道もあった。もちろん、そのような報道に対してソン・フンミンが言及したことは特にない。
ソン・フンミンは満23歳の2015年、3000万ユーロ(約38億円)の移籍金でレバークーゼンを離れ、イングランド・プレミアリーグのトッテナムに入団した。昨年ロシアW杯直前には、トッテナムと2023年まで5年間の新しい契約を締結している。
トッテナムも欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ16強に着実に入るほど、良いクラブだ。しかしソン・フンミンがアジア大会の金メダル獲得で兵役免除となり、欧州でプレーする障害が消えたことまで踏まえると、さらに最上級レベルのクラブに移籍できるのではないかと見るサッカー専門家が多い。
特にソン・フンミンが来る7月に満27歳になるということは、今夏の移籍の最適さを説明する。