アジア大会で苦い敗北を喫したタイ(同16位)や、アゼルバイジャン(24位)、トリニダード・トバゴ(34位)も同じ組に入っている。
アゼルバイジャン、トリニダード・トバゴを除く残りの3チームは、勝てると言い切るのが難しい相手だ。アメリカとロシアは、世界ランキング10位の韓国より一枚上手と評価されている。タイも侮れないチームだ。全体的に、簡単ではない大会になる見通しだ。
24カ国が出場する今大会は、4ラウンドで行われる。
1次リーグでは24チームが4組に分かれて予選を行い、各組の上位4チームが2次リーグ(16強)へ進む。
2次リーグは8チームずつ2組に分かれて行われる。1次リーグでラウンドA、D組に入ったチームがE組で、B、C組に入ったチームがF組で争う。1次リーグで対戦しない4チームが対戦する方式だ。
2次リーグの各組3位までが3次リーグに進出する。3次リーグも2ラウンドのような形式で3チームに分かれて争う。各組2位までが準決勝に進み、決勝トーナメントを行う。
客観的な戦力を見れば、韓国の1次リーグ通過は有力。分水嶺は、9月29日に行われるタイとの初戦だ。韓国とタイがC組3位の座をめぐって争う可能性が大きいからだ。
韓国の立場では、最大限長く生き残ることが重要となる。
(構成=李 仁守)