簡単ではない組に入った。東京五輪への道も険しい。
チャ・ヘウォン監督率いる女子バレーボール韓国代表は9月27日、仁川(インチョン)空港から日本の神戸へ出国した。同29日から10月20日まで行われる2018女子バレーボール世界選手権に参加するためだ。
この大会に向けて韓国代表チームは、ジャカルタ・アジア大会の疲れを癒す暇もなく、9月9日から鎭川(チンチョン)国家代表選手村で合宿を行った。
世界選手権は2020年の東京五輪の世界最終予選に参加するための事前準備段階だ。
東京五輪の世界最終予選は、2019年1月1日の国際バレーボール連盟(FIVB)世界ランキングを基準に、開催国・日本を除いた上位24カ国が6組に分かれて争われる。上位チームが下位チームと戦う方式で、グループ1位のチームが五輪出場権を獲得できる。
世界選手権で最大限多くのポイントを確保してこそ、世界ランキングが上がり、少しでも容易な組に入ることができる。
また、代表チームの競争力を確認するという点でも、今回の大会は重要だ。韓国は、目標としていたアジア大会での金メダル獲得に失敗した。世界選手権を反騰のきっかけにしなければならない。
同組には格上に苦い記憶のある相手も
韓国は今大会、世界ランキング2位のアメリカ、5位のロシアが属するC組に入った。