アメリカの統計サイトが、テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだヤン・ヒョンジョン(32)の今シーズン成績を展望した。
アメリカのスポーツ統計サイト『fangraphs.com』は2月15日(日本時間)、テキサス・レンジャーズ投手陣の成績を予想。先発投手に分類されたヤン・ヒョンジョンは今シーズン、47イニングを消化し、9イニング当たり8.9奪三振、2.9四球、1.3被本塁打を記録するとされた。
そのほか、防御率4.13、FIP 4.22、WAR 0.9、BABIP 0.289といった数値予想もなされた。
予想の細部指標は悪くない方だが、イニングの数値が問題だ。同サイトは、ヤン・ヒョンジョンがカイル・ギブソン(172イニング)やジョーダン・ライルズ(149イニング)などに次いでチーム内8番目に多いイニングを消化すると予想した。
これは、先発投手として安定した登板機会を得るというより、状況に応じてマウンドに立てることを意味する。
レンジャーズは去る13日、ヤン・ヒョンジョンとマイナー契約を結び、春季キャンプに招待することを公式発表した。
ヤン・ヒョンジョンは来る18日から米アリゾナ州のサプライズ・スタジアムで行われるレンジャーズのバッテリー組キャンプに参加し、オープン戦を経てメジャーリーグ昇格に挑戦する。
とある海外メディアは最近、ヤン・ヒョンジョンが春季キャンプでデーン・ダニング、ジョーダン・ライルズ、カイル・コディらと先発4~5番手を争うと予想した。
レンジャーズには元北海道日本ハムファイターズの有原航平が在籍しているが、“日韓コンビ”の共闘は見られるのだろうか。
前へ
次へ