韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が、今シーズン30回目の攻撃ポイント(ゴール+アシスト)を記録した。
ソン・フンミンは、去る2月11日(日本時間)にグディソン・パークで行われたエバートンとのFAカップ5回戦に先発出場。延長戦まで含めた120分間をプレーした。試合は4-5でエバートンが勝利している。
この日、ソン・フンミンは終始チームメイトのお膳立てに努めた。前半3分にコーナーキックからダビンソン・サンチェス(24)の先制ゴールをアシストすると、3-4でリードされた後半38分にはハリー・ケイン(27)の同点ゴールを演出した。
ただ、前半ロスタイムにエリック・ラメラ(28)のゴールへとつながったパスは、相手選手に当たったとしてアシストが認められなかった。そのため、試合終了直後はソン・フンミンの2アシストのみ記録されていた。
しかしその後、イギリス公営放送『BBC』など複数メディアは、改めてラメラのゴールのアシスト者にソン・フンミンの名を加えた。相手選手に当たったものの、ソン・フンミンのパスがラメラの得点につながる決定的な役割をしたと判断したのだ。
この記録修正により、ソン・フンミンはプロキャリアで初めてアシスト・ハットトリックを達成することになった。
また、今シーズンここまでの公式戦33試合で17ゴール13アシスト(プレミアリーグ13ゴール6アシスト、ヨーロッパリーグ3ゴール3アシスト、カラバオ・カップ1ゴール、FAカップ4アシスト)を記録したソン・フンミンは、攻撃ポイント「30」の高みに達した。
この記録は、2019-2020シーズンにマークしたシーズン最多攻撃ポイント(18ゴール12アシスト)に並ぶ数字だ。
シーズン後半戦が始まって間もなく、昨シーズンの記録に並んでみせたソン・フンミン。攻撃ポイントでキャリアハイを更新するのは時間の問題だろう。
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