元サガン鳥栖キム・ミヌ所属の水原三星、イタリアU-19、U-20の元代表アタッカーを獲得

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韓国Kリーグ1(1部)の水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスが、2021シーズン開幕を控えてFWニコラオ・ドゥミトル(29)の獲得を発表した。

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2月9日、水原三星は「ニコラオは入国後、自己隔離とメディカルチェックを終えて2月10日にチームに合流する予定」と明らかにした。

契約期間1年に加えて2年延長のオプションが含まれているそうだ。水原三星はニコラオの獲得でスカッド構成を終え、本格的な新シーズン開幕準備に突入する。

イタリアとルーマニアの二重国籍を持つニコラオは、イタリアのU-19、U-20代表で活躍してきたアタッカーだ。

イタリアのエンポリユース出身のニコラオは、2010年から2017年にわたってセリエAのナポリに所属するも、その多くはローンで下位クラブを転々。セリエAでの出場はわずか9試合にとどまっている。ナポリ退団後はイングランド、ギリシャ、スペインなどのクラブを渡り歩いた。

ニコラオ・ドゥミトル

その後、2019年に加入したルーマニア1部のCSガズ・メタン・メディアシュでブレイク。2020年シーズンは12試合で7ゴール1アシストを記録し、チーム内得点王となった。

スピードとパワーを兼ね備えたニコラオは左ウイングを主戦場としており、得点力に期待がかかっている。

ニコラオは「水原には韓国最高のサポーターがいる歴史的なクラブだと聞いた。自分ができる全てのことを見せたい。チームの勝利とともに、監督のサッカー哲学を傾聴してみたい」と入団の感想を述べた。

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