韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が、自身のプレミアリーグでの1シーズン最多ゴール記録の更新を目前としている。
トッテナムは2月7日(日本時間)、本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたプレミアリーグ第23節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦を2-0で勝利した。負傷から復帰したハリー・ケイン(27)が後半9分に先制点を決め、その4分後にソン・フンミンが追加点をマークした。
一時は首位にも立ったトッテナムだが、去る1月29日の第20節リバプール戦から2月5日の第22節チェルシー戦までリーグ3連敗。ケインの負傷離脱もあり、3試合で1ゴールにとどまる不振に陥った。ソン・フンミン自身、1月6日のカラバオ・カップ準決勝ブレントフォード戦以降、長く無得点が続いていた。
ところが今回、ケインが予想よりも早く復帰を果たすと、チームは活気を取り戻した。ケインが2列目に下りれば、ソン・フンミンは中央に移動して相手DF陣を突いた。ケインが中央で相手を惹きつければ、ソン・フンミンはサイドのスペースに走りこんだ。
こうした阿吽の呼吸が、結果的にソン・フンミンの約1カ月ぶりとなる得点につながった。後半13分、自陣でのカウンターからルーカス・モウラ(28)がボールを運ぶと、最後はパスを受けたソン・フンミンが右足を振りぬき、ゴールネットを揺らした。リーグ13ゴール目であり、シーズン17ゴール目だった。
約1カ月ぶりに得点を決めたソン・フンミンはプレミアリーグでの1シーズン最多ゴール更新まであと一歩と近づいた。
ソン・フンミンのプレミアリーグ最多ゴールは2016-2017シーズン。当時は34試合に出場して14ゴールを挙げた。
だが、今シーズンはここまで22試合に出場した時点で13ゴールを決めており、今後14試合も残されている。4シーズンぶりに自身の記録を更新するのも時間の問題だ。
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