韓国プロ野球の新総裁が“無報酬で働く”と宣言、関係者は「非常に合理的」と早くも期待

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韓国野球委員会(KBO)のチョン・ジテク新総裁が、任期の3年間を無報酬で働くと宣言した。

チョン・ジテク新総裁は2月8日午前に行われた第3回理事会で理事たちに「報酬なしで仕事をする」という意思を明らかにした。1月の就任時にも事務局に無報酬の考えを示しており、理事陣にも共有していた。

KBOの関係者は「就任初期から主要懸案事項についてきめ細かく取り組み、積極的に意見も述べている。時にはとても進取的な意見を出すこともあるが、“事務局の職員たちは私よりもKBOの専門家なので、私が提示した意見が現実的に難しいと感じたのであれば、合理的な意見を出すことで、建設的な討論ができる”と言っていた。省庁や企業で長きにわたってリーダーを務めた理由を、積極的なコミュニケーションと冷静な判断力で証明している」と語った。

また別の関係者は「業務把握を怠らないという印象を受けた。意思決定の過程は非常に合理的だ」と明らかにしている。

チョン・ジテクKBO新総裁

同日の理事会では、ビデオ判定の改定、新型コロナや東京五輪などで日程がイレギュラーとなった場合の対応、外国人スタッフ増加によるダグアウトへの出入り人数の改定など、様々な事項が決定された。

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