韓国野球委員会(KBO)は1月19日、報道資料を通じ、規定補完及び教育強化を通じた不正行為の徹底管理を知らせた。
KBOは「最近発生した一部選手のスポーツトト参与及び不法インターネット賭博など不正行為に対して、リーグの根幹を脅かす重大な事案と判断し、1月15日にクリーンベースボール関連の選手団管理及び再発防止に万全を期すよう要請する公文を全球団に発送した」と伝えた。
また、クリーンベースボール実践のため、“不正行為規定の強化と実効性のある教育”の2つの基調を改めて強調した。
KBOは「リーグ内で不正行為と品位損傷行為が持続的に発生していることから、チョン・ジテク総裁が就任演説で強調した“信賞必罰、一罰百戒”を原則に、関連規約と規定が定めた範囲内で厳しく適用する方針」と付け加えた。
特に不正行為と関連しては、制裁基準と根拠を細分化して規約に明示するなど、不備な規定を再整備し、KBO用差委員会の権限を強化するなど、制裁規定の実効性を高める計画だ。
KBOは春季キャンプ期間中、スポーツトトへの参加や違法(スポーツ)賭博、飲酒運転、八百長、性的暴力、ドーピングなどをテーマに教育を企画している。また、球団別に徹底した防疫指針遵守の下で現場教育を追加実施する計画だ。
より実効性のある教育のため、KBOは韓国プロスポーツ協会、スポーツトトコリア、韓国賭博問題管理センター、韓国ドーピング防止委員会、韓国プロ野球選手協会などの関連機関と協力し、教育の質と効果を向上させる方針だ。当該教育は選手団と球団関係者だけでなく、KBO役員と審判委員などKBO関係者も対象にする。
また、韓国野球ソフトボール協会(KBSA)とも連携し、アマチュア選手がプロ入団以前からスポーツ倫理教育を持続的に受けられるようにする計画だ。
KBOのチョン・ジテク総裁は、「なるべくシーズン前にクリーンベースボールに関する教育を実施し、開幕以降はホームページとアプリケーションを通じて選手とコミュニケーションを図り、持続的にクリーンベースボールの重要性に関するメッセージを伝え、類似の事件と事故を防ぐ政策強化と逸脱行為防止システムの改善に最善を尽くす」と述べた。
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