タンパベイ・レイズのチェ・ジマン(29)が年俸調停公聴会を終えた。
アメリカメディア『AP通信』は2月5日(日本時間)、「チェ・ジマンとタンパベイ・レイズが年俸調停公聴会でそれぞれ主張を行った」と明らかにした。
同日の聴聞会は新型コロナウイルス感染症を考慮してオンラインで行われた。結論は6日に出るものと予想されている。
昨シーズン、チェ・ジマンは打率0.230の3本塁打、16打点を記録。ポストシーズンでは40打数10安打2本塁打4打点を記録したほか、体操選手のような柔軟性で味方の送球を捕球するなど、驚異的な好守備で注目を集めた。
チェ・ジマンは韓国人野手として、史上初めてワールドシリーズに進出した選手となった。
好成績を収めたチェ・ジマンは、テンダーに分類され年俸調停資格を得ると、球団に245万ドルを要求した。だが、レイズ側はそれより60万ドル低い185万ドルを提示。意見の隔たりを埋められなかった双方は結局、年俸調停聴聞会に向かった。年俸調停聴聞会がどちらの肩を持つか、結論に注目が集まっている。
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