筒香嘉智の同僚チェ・ジマン(31、タンパベイ・レイズ)が、米大手ビールメーカーの広報大使に就任した。
チェ・ジマンの米エージェンシーGSMの関係者は2月1日、「チェ・ジマンがバドワイザーなどを生産するアメリカ最大のビールメーカー、アンハイザー・ブッシュの広報大使として活動する」と発表。
「チェ・ジマンは実力に比べてアメリカ国内での認知度が低かったが、昨年のワールドシリーズでの活躍で広告業界にも認められるようになり嬉しい」と続けた。
チェ・ジマンは去る1月30日、昨シーズンに韓国人野手として史上初めてワールドシリーズに出場した功績が認められ、自身のユニホームが米ニューヨーク州クーパーズタウンにあるアメリカ野球殿堂博物館に展示されていた。
アンハイザー・ブッシュは今回、チェ・ジマン含む20人のメジャーリーガーと自社広報大使の契約を交わした。
GSMは「自由契約選手(FA)の目玉とされる投手トレバー・バウアー、サンディエゴ・パドレスの主力三塁手マニー・マチャド、豪速球投手ウォーカー・ビューラー(ロサンゼルス・ドジャース)、アトランタ・ブレーブス外野手の巨砲ロナルド・アクーニャJr.など、メジャーリーグを代表する選手がアンハイザー・ブッシュ広報大使として契約した」と伝えた。
続いて、「チェ・ジマンが彼らと肩を並べたということだけでも、彼がアメリカ国内で株価が上昇しているということを意味する」とし、「契約規定のため広報大使の契約金は明らかにできないが、チェ・ジマンやマチャド、ビューラーなど20人の選手全員が同じ契約金を受け取った」と付け加えた。
チェ・ジマンは「私を認めてくれたアンハイザー・ブッシュに感謝したい。認めてくれる企業とファンのためにも、今シーズンもしっかり準備して良い成績で応えたい」と述べた。
韓国に滞在中のチェ・ジマンは、去る1月31日までLGツインズ内野手シン・ミンジェ(24)やKTウィズ外野手キム・ドヒョン(28)らとともにトレーニングを行っていた。本日(2月1日)から韓国プロ野球の各球団が春季キャンプをスタートするため、今後チェ・ジマンは一人で練習を続ける。
チェ・ジマンは今月初めにアメリカに渡り、タンパベイ・レイズの春季キャンプへ準備を進める。
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