米メジャーリーグ(MLB)進出を目指していた菅野智之(31)の読売ジャイアンツ残留が決まった。
【注目】テムズ獲得の巨人に「“巨砲軍団”が幸せな悩み」と韓国メディア
『MLB.com』は1月8日(日本時間)、菅野の交渉期限が切れたことを発表。巨人に残留することを伝えた。
菅野は2020シーズン、20試合に登板して14勝2敗の防御率1.97を記録し、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。MLB進出宣言以降はトロント・ブルージェイズやサンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックスなど複数球団からラブコールを受けたが、契約条件など細部事項の調整に失敗し、日本に残ることになった。
菅野のMLB進出断念で、FA(フリーエージェント)資格でMLB入りの可能性を打診している投手ヤン・ヒョンジョン(32、前KIAタイガース)の去就も注目されている。
ヤン・ヒョンジョンは菅野に比べて相対的に安いという長所はあるが、年齢面がネックと指摘されている。
ただ、リュ・ヒョンジン(33、ブルージェイズ)やキム・グァンヒョン(32、セントルイス・カージナルス)の成功が、ポジティブな影響を及ぼす可能性もある。
ヤン・ヒョンジョンに向けられたMLB球団の積極的なラブコールがどれだけ続くか、今後の動向を見守っていきたい。
前へ
次へ