新型コロナウイルス感染症から回復した韓国代表MFイ・ガンイン(19、バレンシア)が、バルセロナ戦に向けて準備を進めているようだ。
イ・ガンインは去る12月1日に新型コロナ感染が確認され、チーム練習から除外された。バレンシアは感染した選手を特定しなかったが、練習から除外された状況を見るに、イ・ガンインが感染者であることは確実とされていた。
約2週間の休息を取ったイ・ガンインは去る15日、ついにチーム練習に復帰した。バレンシアがSNSを通じて公開したイ・ガンインの表情は明るかった。
ハビ・グラシア監督はメディアとのインタビューを通じ、「(イ・ガンインは)休息後、リズムを取り戻し適応するのに苦労した。幸い軽い症状で、苦痛はそれほど感じていなかったようだ。回復期間は運動をしていた」とし、コンディションは悪くないという脈絡の発言をした。
バレンシアは17日にタラサ(4部)とコパ・デル・レイ1回戦を行ったが、イ・ガンインは招集メンバーに名を連ねなかった。なお、試合は4-2でバレンシアが勝利している。
去る11月29日の第11節でベンチ入りしたのを最後に、ラ・リーガ2試合とコパ・デル・レイ1回戦を欠場したイ・ガンインは、来る20日に敵地カンプ・ノウで行われる第14節バルセロナ戦で招集メンバーに含まれる可能性が高い。
攻撃にアクセントを加えられるイ・ガンインは、どのような形であれバレンシアにとって良いカードになり得るだろう。
バレンシアは直近のラ・リーガ4試合で3分1敗と勝利がない。順位も20チーム中12位と中位にとどまっている。状況次第で、イ・ガンインが出場する余地は十分にあると見て良い。
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