韓国代表MFイ・ガンイン(19、バレンシア)が、1月上旬にオープンする冬の移籍市場の注目株になるかもしれない。
スペインメディア『スーペルデポルテ』は11月17日(日本時間)、バレンシア退団説が浮上しているイ・ガンインについて言及した。
同メディアで編集長を務めるカルロス・ボッシュ氏は、自身のコラムを通じて「現在の状況では、1~2つ以上のチームがイ・ガンインの獲得を準備していると確信を持って言える」とし、「イ・ガンインが今の欧州市場で最も興味深い賭けの一つであることはよく知られている」と綴った。
最近、イ・ガンインはバレンシアの契約延長オファーを断り、移籍を準備しているものと伝えられた。
両者の契約は2022年6月30日までとなっているが、バレンシアはイ・ガンインの才能とポテンシャルを認め、長期契約を結びたがっている。
しかし、イ・ガンインは出場時間が不規則で未来が不透明なバレンシアを離れ、よりプレータイムが望めるチームへの移籍を希望している。
移籍専門サイト『トランスファーマルクト』では、イ・ガンインの市場価値は1800万ユーロ(日本円=約22億3000万円)に達すると評価されている。ソン・フンミン(28、トッテナム)を除けば、現在韓国人選手でイ・ガンインより年俸が高い選手はいない。
イ・ガンインは昨年、ポーランドで行われたU-20ワールドカップに18歳で出場し、韓国を準優勝に導き大会最優秀選手に与えられるゴールデンボールも受賞した。そして今シーズンも、ラ・リーガの舞台で優れたテクニックを披露している。
イ・ガンインが市場に売り出されれば、獲得を望むチームが一挙に登場する可能性は高い。
現在、イ・ガンインはスペインやドイツ、オランダ、フランスのクラブから興味を持たれているというが、はたして冬の移籍市場でバレンシアを離れることになるのだろうか。
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