フランス2部の韓国人選手が「兵役忌避者」の一人に。兵務庁から刑事告発される可能性も

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フランス2部リーグ・ドゥのトロワに所属するソク・ヒョンジュン(29)が、兵役忌避者名簿に含まれた。

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12月17日、兵務庁ホームページを通じて確認した結果、ソク・ヒョンジュンが「許可期間内の未帰国」の理由で「2019年兵役義務忌避者」名簿に含まれていることが分かった。

ソク・ヒョンジュンは国外旅行の許可を受けた後、満28歳だった昨年4月1日前に帰国しなければならないが、これを履行せず、兵役法94条(国外旅行の許可義務)に違反した疑いだ。

このため、兵役忌避事由も「国外不法滞在」と記載された。

ソク・ヒョンジュン

現行法によると、兵役未了者は満28歳(年齢基準)になれば、特別な事由の無い限り海外旅行が制限される。事由によっては満30歳まで延長可能だが、兵務庁に特別事由を認められなければならない。

兵務庁が釈明求めるもソク・ヒョンジュンは…

特に、兵務庁は名簿公開に先立ち、今年3月ごろにソク・ヒョンジュン本人にも事前案内をし、6カ月間の釈明の機会を与えたが、ソク・ヒョンジュンは特別な釈明をしなかったという。

一方、兵務庁が同日掲示した名簿には、ソク・ヒョンジュンを含む国外旅行許可義務違反者87人のほか、現役兵入営忌避者118人、社会服務要員召集忌避者26人、兵役判定検査忌避者25人など、計256人の人的事項が公開された。

いずれも昨年1月1日から同年12月31日まで兵役を忌避した人々で、釈明の機会が過ぎた後、兵役義務忌避公開審議委員会の審議を経て、最終公開対象者が確定。名前と年齢、住所、忌避日付、忌避要旨、法違反条項の6項目が適示された。

兵務庁は、ソク・ヒョンジュンを含め全員を兵役法違反の疑いで刑事告発する方針だ。一部はすでに司法処理が進行中だという。

兵務庁は兵役を履行する文化を広げるため、去る2015年から兵役義務忌避者の人的事項を毎年末に公開している。今後、公開対象者が兵役を履行した場合には、名簿から削除される。

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