阪神タイガース入団が決定したメル・ロハス・ジュニア(30)への関心が高まっている。
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12月16日、日本の『デイリー新潮』は「韓国プロ野球(KBO)MVP のロハスは日本プロ野球でも通用するのか。ただ、2018年に獲得したロサリオより実力はある」とし、ロハスの日本での活躍を展望した。
比較対象として挙げられたのは、かつて2018年に韓国のハンファ・イーグルスから阪神タイガースに移籍したウィリン・ロサリオ(31)だ。
同メディアによると、阪神に入団したロサリオは4番を務めたが、鳴かず飛ばずの成績に終わったという。特にスライダーなどの変化球に対処できず、2軍降格の屈辱も味わった。結局日本での成績は、打率0.242、本塁打8、打点40に終わった。
しかし、今回のロハスはロサリオとは違うという評価だ。ロハスはすでに韓国プロ野球界でMVPを受賞するなど、最高の成績を上げている。
特に2020シーズンには本塁打、打点、得点、長打率部門ですべて1位となり、下位圏を彷徨っていたKTウィズを2位まで押し上げた。KTウィズはロハスの活躍に支えられ、球団初のポストシーズン進出に成功した。
ただ、KBOは投手の実力差が大きいということも懸念点として挙げた。韓国では良いバッターだったが、日本ではうまくいかない可能性も示唆した。
「ロハスは良いバッターなので、十分に克服できると思う。ロサリオの二の舞にならないことを願う」とし、ロハスが日本野球に適応できる可能性を示唆した。
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