Kリーグがラ・リーガとの協業を発表…リーグ運営からマーケティングまで、何が変わる?

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12月10日、韓国プロサッカー連盟は相互発展と協力のため、スペインのラ・リーガと業務協約を結んだことを発表した。

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今回の業務協約式は新型コロナの影響を考慮して、リモートで進行された。

韓国プロサッカー連盟チョ・ヨンサン事務局長はソウルにあるサッカー会館から、ラ・リーガのアジア代表イヴァン・コーディナ氏はシンガポールにあるラ・リーガ・アジアヘッドクォーターから参加した。

両陣営は画面を通してリアルタイムで協定書に署名し、相互のサッカー文化発展のための共同体を形成した。

また今回の協約を記念して、ラ・リーガのハビエル・テバス会長、バレンシア所属の韓国代表MFイ・ガンイン、FCソウル所属のスペイン出身選手オスマル・イバニェスたちが映像を通して祝福のメッセージを送った。

(写真=韓国プロサッカー連盟)チョ・ヨンサン韓国プロサッカー連盟事務局長(左)と、ラ・リーガ・アジア代表イヴァン・コーディナ氏(右) 

Kリーグの今後の発展に期待

韓国プロサッカー連盟はラ・リーガとの業務協約を機に、トップクラスを誇る経験の共有と新規事業機会の創出を期待している。

業務協約内容は、リーグ運営情報や戦略の共有、球団財政の健全性の確保方策共有、ユース選手と指導者への教育プログラムの支援、ユース大会の参加と親善試合の推進、eスポーツ大会の共同プロモーション推進、人的資源の交流、クラブ間の交流とサポートなど、多岐にわたる。

そのほかにも韓国プロサッカー連盟は、ラ・リーガとの交流で今後のKリーグ事業の方向性の樹立や、国内外におけるKリーグのイメージアップに努めるとした。

今回の業務協約の一環として、12月16、17日の2日間にわたり、ラ・リーガ事務局所属のユース世代講師がKリーグ傘下のユース世代指導者を対象に、リモートでの教育を実施することも発表した。

テーマは、ユース世代のトレーニング方法論とコーチングのスキル、幼少年代の成長期におけるフィジカルトレーニングの方法論、イ・ガンインを育てたバレンシアユースの育成事例などだ。

また、Kリーグ2所属の忠南牙山FC(チュンナムアサンFC)と、今シーズンからリーガ1部に昇格したカディスCFがクラブ経営、教育開発、マーケティング交流などを目的とするチーム同士の業務協約を結ぶことも決定した。

今回の協約により両リーグの運営組織のみならず、クラブ間の交流や移籍も活発になる見込みだ。

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