Kリーグ1釜山アイパークのキ・ヨンオク代表取締役が、横領の疑いで警察の捜査を受けることとなった。
韓国の光州(クァンジュ)市は12月7日、キ・ヨンオク代表が光州FC団長の職に就いていた時代、クラブの予算3億3000万ウォン(約3300万円)を私的に使ったとし、業務上横領の疑いで警察に捜査依頼を出したという。
キ・ヨンオク代表が光州FCの団長に着任していた期間は、2015年から2020年1月までとなっている。
今回の横領は、今年8月に実施された光州FCに対する特定監査で明らかになったもので、市の監査委員会はキ・ヨンオク代表が予算支出の書類を提出せず、理事会の議決も受けていないと指摘した。
これについてキ代表は「急な支出があり、クラブの通帳から3億ウォン(約3000万円)を引き出したが、すぐに返済した。会社のお金を引き出すことを軽く考えていた」と釈明した。
なおキ・ヨンオク代表は、サッカー元韓国代表のキ・ソンヨンの実父でもあり、今回の論争はさらに激しくなる見通しだ。
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